
当レーベルでリリースしたDumb Type Theaterのメインコンポーザー山中透2025年最新作が登場!一連の復刻プロジェクトのリリースや、展示の際に大変好評だった過去作品を手に入れた方は是非こちらも聴いてほしい、山中氏らしい鍵盤のメロディを軸にしたフローティング・アンビエント作品です。以下、本人よりコメント。
Tensional Integrity 1st / Compositions influenced by 40Hz low frequencies ΑΝ⊿ΛΒΞΟ
このタイトルはテンセグリティ(tensegrity)という言葉から来ています。これはバックミンスター・フラーによって提唱された概念の<tension(張力)と integrity(統合)>から成る造語です。引っ張り張力と圧縮力によって均衡が取れている立体構造の状態を指します。
これを今回の楽曲を説明するのにちょうど良いと感じ、ある種の均衡な状態の楽曲群という意味でつけました。
Compositions influenced by 40Hz low frequencies
今回のアルバムには40Hzの低周波が多々現れては消えます。40Hzの低周波を流しながら作曲すると、普段作曲する時と全く違う感覚が私に被さってきました。40Hzの音に引っ張られるような感じはとても新鮮な体験でした。
今日のタイトルは全てギリシャ文字のアルファベットです。α(アルファ)〜π(パイ)まで作品があります。
今回これらの中から6曲ピックアップし、表題をつけました。ω(オメガ)まで行くと、その次はどうしましょう?