Jorge Queijo + Yoshio Machida - TOKYO (TAPE)

Jorge Queijo + Yoshio Machida - TOKYO (TAPE)

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スティールパン、EMSシンセをはじめとした様々な楽器に精通し、NHKドキュメンタリーのサウンドトラック他、多岐に渡る制作をするベテラン町田良夫。
ジョン・ゾーン、クリス・コルサーノなど即興ジャズ界隈でのセッション、実験的ガムランの主宰、TVドラマ、舞台音楽のサウンドトラック、意欲的な実験音楽を発表するポルトガルのドラマー、ジョルジュ・ケイジョ。

両者によるコラボレーション作品"TOKYO"をリリースする。

両者は2016年にベーシスト千葉広樹と共に"LUMINANT"CDを制作しており、今作でも2人は息の合ったコラボレイトを見せている。

それぞれの録音素材をJorgeが中心となりミックス、編集している。

町田のスティールパン、ガムラン、ウクレレなどのアコースティックサウンド、Jorgeのライトなドラミング、電子音が一体となり、Jorgeがイメージした"TOKYO"を形成する。
それらのサウンドの在り方は非常に絶妙なバランスを持ち、アナログとデジタルの差を越えて完全に融合している。

そのサウンドは、東京の持つソリッドなイメージを具現化したものというより、都市の喧騒のすぐ隣に存在する"静けさ"や"儚さ"を感じさせる。
アスファルトや眩いまでのビルディングからの太陽光の照り返しから逃れ、ほんの少し入った路地裏の、ひんやりとした日陰の涼やかさと静けさ。

遠くに響く首都高の音、デジタルサイネージの喧騒、その隙間に響く寺院からの鐘の音。足元に響く地下鉄の振動。

「東京」の持つ華やかさの数歩横で感じるメランコリックさや憂いを思い出させる、非常に
情緒に富んだ作品となっている。

Japanese
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