ベルリンを拠点にEntr'acteやThe Tapewormといったレーベルから作品をリリースしているサウンドアーティストHanno Leichtmannの新作がDiscrepantから登場。カルフォルニア州サンタモニカのアートクラフトオルガンカンパニーによって1929年に建造されたという1点ものの楽器ヴィラ・オルガンを中心とした作品。過去にはHanns EislerやCarsten Nicolaiなども作品使用したことがあるそう。
恍惚のパイプオルガンと内部の駆動音、壁掛けマリンバやMIDI制御のチャイムなどの反復するアンサンブルが醸す、どこかエキゾチックな響きと敬虔さが同居する不思議なミニマル・ミュージック。おすすめです!