即興演奏から様々なセッションまで多岐にわたる活動を展開するヴァイオリン/ヴィオラ奏者の波多野敦子による<細胞音楽>シリーズの第一弾となる2017年作品。自身による弦楽器の多重録音オーケストラ作品。
今作は、「細胞音楽」をコンセプトにした唯一無類の弦楽オーケストラ作品。
幼少時から、例えばフジツボや粘菌、蟻の大群、蓮の実などの小さな穴や斑点などの集合体に強い執着と感動を覚えていた。いわゆる「トライポフォビア」の真逆の性癖を音楽表現に応用。2014年頃 「Cells」 シリーズとして制作をスタートさせた今作はその第一作。制作期間3年、総トラック40本を超えるストリングス超大作が2017年に完成。mixはJim O’Rourkeが、MasteringはOren Ambarchの作品にも多数参加しているJoe Taliaが担当。