80年代初頭に英ノッティンガムで結成され、現在に至るまで断続的に活動するインダストリアル音響ユニットO Yuki Conjugate。 特に80年代に展開した儀式的なパーカッションと幽玄なシンセサイザーが織りなす仄暗いアンビエント・サウンドは現在においてもフォロワーが絶えない伝説のユニット。コロナ禍で制作され2021年にリリースされた「A Tension of Opposites」の続編となる新作。パンデミックによってメンバーそれぞれが孤立して作業したものをVol.3 & 4と独立させて提示したもの。
自らを「Dirty Ambient」と形容する、独特の燻んだ音響世界が堪能できる大作です。日本にはほとんど入ってきていないと思います。