出た!ベルギーの名門実験音楽レーベルSub Rosaが放つオカルト音源アーカイヴ・シリーズの第二弾が登場です。第一弾は霊媒術やポルターガイスト現象にフォーカスしていましたが、第二弾は音楽家または歌の霊媒音源の1920年から2017年までの記録を集めています。Elvisの死後に霊媒師David Behrが降ろしたElvis Presleyとの交霊、イギリスの著名な音楽霊媒家Rosemary Brownがフランツ・リストからの口述筆記でスコアを書き上げたピアノ曲、エセ霊媒師とされているRita Gooldが降ろした9歳の男の子ラッセルとその母親が歌うアヴェ・マリア、ウェールズのスピリチュアリストJack Webberの魂が産んだ化身ルーベンの歌、チャーチルやマリリン・モンローなど亡くなった有名人に自身の声帯を貸すことで有名なイギリスの霊媒師Lesty Flintによるショパンとの交霊などA面は実在した霊媒師音源でまとめられています。B面はJoe Meekほか霊的インスパイア音源や、サタニストAnton LaveyやAleister Crowley、日本でも非常に著名なUri Gellerなどどちらかという思想の面が大きくなっていますすが、信じる信じないとかつまらないことは置いといて単純にめちゃくちゃカッコいい音源ばかり詰め込まれています。各音源の詳細が書かれたブックレットも嬉しい。Vol.3が待ち遠しいですね!