Soundwalk Collective - What We Leave Behind (TAPE)

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ジャン=リュック・ゴダールの膨大なアーカイヴのフィルムから採取したサウンドソースを解体/再構築した音響作品。2019年オリジナルはDVD+テープ仕様でしたが、今回はカセットテープ(DLコード付)仕様となります。
Jean-Luc Godardの長年のサウンドエンジニア、Francois Musyと私は、ゴダールが住んでいるスイスから、彼のアーカイブの倉庫があるフランスのカンタールまで、10時間運転しました。私のアイデアは、DeutschlandradioとRadio France Cultureのアーカイブ内の録音から新しい作品を制作することでした。倉庫に入ったら、本、テープ、メモ、切り欠き、彼の思考の完全な地図でいっぱいの箱にあるその無限のシリーズの前で、私はこれらすべての断片化された材料が私たちの作品になると確信しました。これが、「What We Leave Behid」という考え方が生まれた理由です。音はそれ自身の存在であり、音として使われるべきです。それぞれの音はそれ自身の価値、色を持っています。葉の向こう側に波打つ風の音、声を覆う遠くの飛行機、鳴っている電話、叩いているドア。ゴダールのアーカイブのテープを聞いて、あなたはこれらは感じる事が出来るでしょう。 多くのテープは、Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Bandで使われていたのと同じテープレコーダーであるStuder J37で再生しなければならなかったものもありました。 ここにある多くのテープは最終カットをしなかった断片でいっぱいであり、そしてそれは決してこれまで聴かれることがなかったのですが、今、この新しい作品を通して復活しました。マイクチェックやシューティング前、終わりのクラップ指示を削除する事よりむしろ反映しています。彼らは時間の経過について語っています。それらはタイムスタンプであり、問題は、いつ停止するのか、いつストーリーを終了するのか、いつ停止する必要があるのか、ということです。1つの箱の中に、ゴダールが赤で下線を引いたPaul Kleeの言葉です。“Art plays an unknowing game with the ultimate things and yet reaches them nonetheless! Art does not give the visible but, instead, makes visible”.

Stephan Crasneanscki, 2018

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