英国出身の実験音楽家David ChesworthとBill McDonaldのデュオDrive Timeの来日ツアーとあわせて、関連作品を揃えました。
David Chesworthは、英国から移り住んだオーストラリアを拠点に70年代後半より電子音楽研究をしながら、オーストラリア地下実験NEW WAVEのもう一人の重要人物Philip Brophyとのユニット→↑→でポストパンクへと接近。さらにそのスピンオフ・バンドEssendon Airportや自主レーベルInnocentでのソロを含む諸作など80年代半ばにかけて超ド級の作品を出しまくっていたお方。
想像的エキゾ音楽とクラシック〜ミニマル・ミュージックを掛け合わせた音楽性で90年代より活動しているDavid Chesworth Ensembleの1998年作。1st仕様の後発盤。
前半部の「Badlands Suite」は知育音楽でよく知られるドイツの現代音楽家Carl Orffの「Musica Poetica」を元に構成。その知育メソット「Schulwerk」の子どもたちが演奏するシンプルなフレーズの繰り返しと構成に、自身の音楽性との共通性を見出しフィーチャーしたそう。「Lacuna Suite」は舞台のためにDavid Chesworthが書き上げたオペラ作品を、器楽曲に書き直したもの。