LABEL: The Henning Christiansen Archive – HC2
FORMAT: New LP
ヨーゼフ・ボイス、ナム・ジュン・パイクらとの国宝級の共演作をはじめ、実験と研究を重ね正に孤高といって間違いない独自の音楽を発展させてるデンマーク出身のフルクサス系作家ヘニング・クリスチャンセン。彼の作品を専門的に扱うレーベルThe Henning Christiansen Archiveからの第2弾リリースとなる本作は、1967年から1972年までの未発の音楽作品、演劇のサウンドトラックなど4つの作品をまとめたもので、メロディカのメロディやオルガンや車の走る音、足音、銃声などが織り交ぜられたラジオドラマのようなコンクレート音響作品。とても試聴では切り取れないのですが、彼の特徴的なメランコリックで朧げな旋律が様々な音の連なりの中から浮かんでは移ろいでゆくような極上の視覚的サウンドスケープ。ぼーっと聴いてると静かに音の海に沈んでいくような感覚に浸れます。まじで最高すぎる!!このアーカイヴシリーズは全部一生モノだと思います。是非!!